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【乾燥が遅いとき】ドラム式洗濯乾燥機のフィルタを掃除したら改善!【HITACHI製:BD-SG100F】

要約

●今回の方法は自己責任で実施しました。
●洗濯機の固定側フィルタを掃除したら改善しました!
●基本はメーカーに修理依頼してみましょう!

ドラム式洗濯乾燥機を導入して3年が経ちますが、
最近あまりにも乾燥が遅すぎる!

というか、乾燥終了時にフタが水滴だらけなんだけど!?

しばらくは水滴を拭いて再度乾燥をしていましたが、さすがにおかしい…

いろいろ調べた結果、今回は乾燥フィルタを掃除しました!

ぺん
ぺん
しっかり乾くようになりました!

※本記事の写真には洗濯機内のホコリが写っています。
苦手な方は閲覧にはご注意ください。

乾かない原因を調査!

わが家の洗濯機はHITACHI製「BD-SG100F」です。

ネットで「ドラム式洗濯乾燥機 乾かない」などで検索すると、原因は大きく2つ。

  • 「排水溝が詰まっている」
  • 「乾燥フィルタが詰まっている」

乾燥フィルタは洗濯のたびに掃除していたので、うちも排水溝かなぁ…と思っていました。

ところが、ふと乾燥中に乾燥フィルタを開けてみると…

ぺん
ぺん
びちゃびちゃやないの!

もしかして、原因は固定側のフィルタでは…?
取扱説明書では「開けないこと」って書いてあったけれども…
(機械内部にネジなどを落とす恐れがあります、とのこと)

↑右下のネジ(写真ではもう外してあります)を取らないと開けられないようになっています。

ぺん
ぺん
原因はこのフィルタ詰まりかな?

掃除する方法(実施は自己責任です)

ここからは取扱説明書では開けないように書いてある部分を開けます
よって、これ以降の実施は自己責任となります。
あくまで今回の私の作業の記録ということでお読みください。

今回作業した際の注意点ですが、固定側フィルタの奥に吸引用のファンがあります。
洗濯機の電源が入っていると巻き込まれ手指の切断などの危険があるため、
必ず洗濯機の電源を切り、コンセントを抜いた状態で作業するようにしました。

固定側フィルタの掃除

ということで、固定側のフィルタをネジを外して取り外してみました。

ネジを洗濯機の内部に落とさないように細心の注意を払いました。
(落としたらメーカーに連絡するしかないかなぁ…「勝手に開けるな」って怒られそう…)

↑固定側フィルタの機械の外側の面(普段から見えている部分)
一応毎回表面のホコリは取ってるんですが、なんか詰まってそう…?

↑固定側フィルタの機械の内側の面(普段は見えない部分)
なんかめっちゃホコリ溜まってるっぽいですね…

↑表裏の両面にパッキンがついているので、表裏が分からなくならないようにしておきます。(明らかにサイズが違うので、恐らく見分けはつくとは思います)

↑固定側フィルタを水洗いしてみました。
左上の透明なところだ洗った部分で、ホコリのある部分は真っ黒になっています。
こりゃ空気が流れないわけだ…

↑固定側フィルタを掃除しました。
元々は向こう側が見えてたんですね〜

ぺん
ぺん
これは乾燥パワー復活しそう!

固定側フィルタより奥の機械内部の掃除

固定側フィルタの奥もホコリだらけですね〜

奥の真ん中に見えている縦の羽が吸引用のファンです。
電源を切った上で、ファンには触らないように注意しながら作業する必要があります。

↑掃除しました!

フィルタを元通りに設置する

↑固定側フィルタを元通り設置しました!
右下のプラスネジを締め忘れないようにしましょう。

パッキンが切れちゃいました(問題は無さそう)

↑実はフィルタを元に戻した際の写真でパッキンの右側が切れています。
使用上は問題なさそうなので、そのまま埋め込んでいます。

「オモテ」表示のマスキングテープをはがす際に、
ブチっと引っ張って切っちゃいました。

そんなに強度があるものではないので、注意が必要ですね…

ぺん
ぺん
ちょっとズボラだったなぁ…

ここってメンテナンス上開ける必要あるよね?

上記の作業前後を比べていただくと、明らかにフィルタが詰まっていたことが分かります。
しかしながら、何度も申し上げています通り、固定側のフィルタは取り外してはいけないことになっています。

恐らく、メンテナンスの依頼をすれば外して掃除してもらえるのかなと思います。
とは言っても「乾燥フィルタ、糸くずフィルタは洗濯ごとに掃除してください」みたいなことをメーカーが言っている割に固定側フィルタは外面のホコリを取るだけでokって違和感がありました。

ここ開けなくて良いの?ってずっと疑問だったのですが、
今回、固定側フィルタを開けたことでおおよそ納得できました。

恐らくなのですが、固定側フィルタを外してはいけない理由は
固定側フィルタの奥にある吸引ファンに指などが挟まれる事故を防ぐためかと思います。

一般的に機械を設計する際には、機械を使う人が危なくないように、動く部分にはカバーを設けたりする必要があります。(いわゆるリスクアセスメントです。)
機械設計時のリスクアセスメントで「回転部に手を入れられないよう固定カバーを設ける」みたいなのがあるのかなと。完全に憶測ですが…

なので、
「固定側フィルタの中も掃除した方がいいけど、簡単に開けれる構造だと問題あるなぁ…」
「固定側フィルタはプラスネジで止めちゃって、乾きが悪い時はメンテナンス依頼してねってことにしとこ」
的なことになったのかと思います。

本当に開けたらダメなら、プラスネジは採用しないです。
(メーカーは開けちゃダメって言ってますし、
当ブログも開けることを推奨はしていません)

「設計側にも苦悩があるんだなぁ…」と思いつつ納得するしかないですね。
メーカーに聞いたわけではないので完全に憶測ですが…

まとめ:乾燥フィルタを掃除したらバッチリ乾燥できました!(実施は自己責任です)

今回は自己責任で固定側のフィルタを掃除することで、
ドラム式洗濯機の乾燥機能が復活しました!

ただし、取扱説明書では取り外してはいけないと記載があるため、
基本的にはメーカーに修理を依頼するようにしていただき、
緊急時にやむを得ず行う場合は自己責任となります。